こんばんは。
年末は読めていなかった読書をしました。ちょうど今受けている自分のビジョンを書くのに役に立ちそうと思い、”LIFE SHIFT(ライフ・シフト) -100年時代の人生戦略-”を読みました。以下、読書メモです。
読書メモ
人生100年時代で変わるのは、教育、仕事、引退という何歳でどの段階というみんな同じようなものではなく、マルチステージ化するということ。経済的なことはもちろん大事だが、自分で航路を決めて、変化とかイノベーションといった風を起こしながら、パートナーと協力しながら舵をとっていくことがより必要になる。
人生のマルチステージ化
従来は、教育→仕事→引退という順番の3ステージの人生。100年以上生きる時代には、人生がマルチステージ化し、3ステージの人生とはお別れすることになる。
本書では3.0シナリオが3ステージの人生、3.5、4.0、5.0シナリオとして、3ステージでは終われない世代のシナリオが例として書かれている。
無形の資産とアイデンティティの重要性
年金、老後の蓄え、住宅ローンなどの有形の資産だけではなく、無形の資産についても考えることが重要になってくる。100年時代は2種類のバランスと取ることがかかせない。
本書127ページで無形の資産は下記の3つにカテゴライズされている。
- 生産性資産:所得を増やすのに役立つ要素
- 活力資産:肉体的・精神的な健康と幸福
- 変身資産:多くの変身を遂げるために必要な資産。マルチステージの人生では非常に重要。
また、マルチステージの人生において、多くのステージとキャリアを経験するようになれば、そのすべてを貫く柱をいっそうしっかりもつ必要が出て来る。
余暇時間の使い方の見直し
100年ライフでは、お金を使うことより貯めることが重要になるし、消費とレクリエーション(娯楽)の比重を減らして、投資とリ・クリエーション(再創造)の比重を増やす必要がある。
私たちは未来について愚かなほど楽観的な考えをもっているが、未来に得られるかもしれない恩恵のために、今厳しい決断ができるかどうかということが問われる。
万人向けのロールモデルに従うことが難しいので、自分にとってなにがうまくいき、楽しく感じる、なにに価値を見出すかなどを計画と実験を通して知ることが重要になる。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略
- 作者: リンダ・グラットン,アンドリュー・スコット
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: Kindle版
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あとがき
大晦日は昨年と同じ、全国唯一の八方除の神様、寒川神社に参拝しました。往復3時間ぐらいかかってまぁまぁ遠いですが、相模国 一宮という格式の高さもあり厳かな感じがするので一年に一度は行っておきたい場所です☆